Brand-New Heart

comu-comu2007-08-11

続けざまで申し訳ないですけども、選挙結果に対するアレコレです。
細かい分析についてはすでに語られてるので省略しますが、まあともかく喜べる結果ではありませんでした。
今回の選挙が残念な結果だったのは共産党の働きがさっぱりだったからでしょうか。そういうわけではないと思います。共産党は与党の多くのズルや悪行をいの一番に取り上げてきました。ちゃんとやってたんだよ?ちゃんとやってたんだよ!それが実り「自公の大敗」の一因になったんだと思います。そこまではよかった。そこまではよかったんだけどね…。問題はその「与党への不信任」を自分のとこの票にできなかったってことだよねえ…。
「共産はいいこと言うけど力がない」って意見はよく聞く話ですが、今回自分で友人たちに電話で支持を呼びかけた時の感触は「え?●●って共産党が最初に取り上げてたの?」みたいなレベルでした。
つまりやったことが認知されてない状態です。特に若年層には。1億人のレター作戦とかもいつの間にか首相が自分で考えたみたいな感じになってるし!
要するに宣伝が弱いんだと思います。言ってることは正しいのにそれを伝えるのが苦手、みたいな。そんなんだから某コメディアンに「クラスのみんながカブトムシに夢中な中、教室の隅で古代インカ帝国の謎とかよく分からない本を黙々と読んでるイメージ」(うろ覚え)とか言われるんだよ!笑ったけど!
二大政党報道とか様々な事情があるのは分かるけど、その枠の中でも何かもっとやりようはないものか。ビラとか地味だし。まずはイメージを変えるため、「固い人間ばかりじゃないんだぜ?」とアピールするため、そのための手段の一つとして、今回宮城では若い党員たちで着ぐるみ宣伝を行いました。いや実際そういう経緯で導入されたのかは知らないけど、少なくとも僕はそのつもりで着てました。方向が多少間違ってるような感も無きにしも非ず。
このブログも含め、「新しい伝え方」は様々な場所で様々な方法が試されています。それらを無駄にしないため僕たちに何ができるのか。今後何年も考えていかなければならない課題だと思います。
(文責 黒江)