民主党、いつまで続くかなぁ?

 民主党は十六日、憲法改正論議の舞台となる衆参両院の「憲法審査会」について、秋の臨時国会からの始動に反対する方針を固めた。党内には、審査会の実質的な始動を一年程度先送りすべきだとの意見もあり、憲法改正に向けた日程に影響が出そうだ。

 民主党参院選改憲を掲げた安倍晋三首相に勝利したことを踏まえ「論議の先送りが民意」(幹部)と判断。首相が強い意欲を持つ憲法改正を政治日程から外すことで、政権基盤の弱体化した首相をさらに追い込む狙いがある。

憲法審査会今秋始動に反対 民主党方針
(中国新聞 2007年8月17日)

最近の民主党の動きには私も色々と期待しているところがあります。自民党の兄弟政党の民主党ですが、参院選で大勝した手前、ある程度は自民党の政策に反対していかなければならなくなったようです。もちろん民主党のスポンサーである財界様の御意向に反しない程度にでしょうけど。
今はチャンスだと思います。テロ特措法や障害者自立支援法への対応は、共産党とも充分に協力してやっていける中身です。小泉・安倍政権で破壊されてきたものを、少しでも取り戻せるのではないでしょうか。
もちろん、民主党改憲政党であることに変わりはありません。改憲論議の先送りと言ったって、改憲の立場そのものを変えるわけではないし、自衛隊だって国連決議があれば派兵して構わないってのが民主党ですから。たぶん、安倍さんなんかよりよっぽど巧妙に改憲の方向に道筋をつけられるのが小沢さんだと思います。
小手先じゃない変化を求めるなら国会で護憲勢力を大きくしないとね。
リンクの方に花のニッパチ、心のままにⅡを追加しました。民主党の本当の狙いを指摘する記事が面白いです。

(文責 contack)