高い学費に「ガックヒ(リ)!」な現状を変える「コミュ・コミュ ユニバ」参上!

 どうもみなさん、このところ日記を書かずにいてすみません。さて学生さんとともに活動してるぼくは「コミュ・コミュ ユニバ」(「コミュ・コミュ」学生版)というものをつくってみました。元祖版と同じく青年向けアパートへの配布の他、大学や専門学校前などで多くの学生さんに配布し、日本共産党について知ってもらいたいと思っています。

 今回のテーマは「世界一高い学費にガックヒ(リ)!この現状、みんなで変えよう!」です。表面には日本の世界一高い学費の異常、その原因である高等教育予算の貧困、その現状を変えるためにいま全国各地で多くの学生が奮闘し、成果もあげていることが簡潔に書いてあります。

 裏面は「学費&キャンパスライフアンケート」になっており、学費や奨学金、学生生活上の悩みや不安についての項目、また「ひとことカード欄」を設けてあります。これをもとに多くの学生から声を寄せてもらい、学生生活改善のために役立てていきたいと思っています。

 ぼくの後輩でも高学費のため、続けたかった部活動を辞めたり、バイトづけでも学費を捻出できず、やむなく退学し、出稼ぎに行かざるをえないなどの悲痛な声があがっていました。また最近までともに活動していた学生が、自営されているご両親が経営難で学費納入困難なため、2年生にあがったばかりなのに退学に追いこまれてしまいました。

 あまりの高学費に国連からも注意を受けるほど。日本も教育予算をOECD経済協力開発機構)平均に上げるだけで、どれほどの学生が学べる環境になるか、大学で学んだ(であろう)多くの政治家のみなさんには考えてほしいところです。

 この間、前述の最近退学した学生や新入生のみんなも力を合わせ、高学費問題を考える学習合宿や東京での全国学生集会への参加など、学生が安心して学べる大学づくりへいろんな運動が行われてきました。「コミュ・コミュ ユニバ」が高学費問題を解決する手段に少しでも役立つようにこれからもがんばっていきたいと思います。

※だいぶ仙台は寒くなってきました。みなさん、それぞれ忙しいなかですが、くれぐれも体調に気をつけながらがんばっていきましょう。体調がすぐれないこのところ、こんなうたを思いつきながら、党活動をしている今日この頃です。

 「秋深し読書のさなか来る睡魔机に突っ伏し頬に紅葉(こうよう)」

 「乾き眼がひどくなる夜潤すはパソコンの手を止めて見る映画」
(文責 シアンクレール)