ヒロシマの悲劇から63年。唯一の被爆国として全世界に平和を訴えて然るべき国・日本。しかし、この国のトップである首相という人物はその事を理解していないようですね。今年の首相は何を言ってくれるんでしょう?アメリカの元高官たちですら不要と言い出した「核」を、まだ崇め奉っている姿は酷く滑稽に映ります。彼の言う「核抑止論」は、いつか自分たちの国が経験したこと…それ以上の悲劇の発生を容認する立場にあるんじゃないかと私は思っています。新聞でヒロシマにおける死者の数を見るでしょう?ヒトの手によって、それ以上の被害が出かねないというのは恐怖です。
「周りが使えないように核を持つ」…つまり周りを脅しているんですよね。中学で核抑止論をきいた時からの疑問でした。これは危ないからもっちゃダメだぞ♪なーんて銃を突き付けられて、黙ったまま従い続ける人はまずいません。断言できます。自分の安全は保証されてないんですもの。本当に安全な状態になるために武装しようとするのは当然の流れじゃないでしょうか。私の結論は「核抑止論は核の拡散を招く」です。そんな危険な理論に縋りつかないで頂きたいものですね。
 
核兵器のない世界は年々近付いてきている気がします。上げ潮って奴ですかね、イイ感じなんじゃないでしょうか。この流れに是非、先進国みんなが乗ってきてくれることを期待しております。
(文責・最近ココを乗っ取りつつある称一朗)