「教え子を戦場に送るな」

小さい頃、何となく「戦争はイヤだなぁ」という素朴な反戦の思いを持っていました。だけど私の親が入っていた労働組合の「教え子を戦場に送るな」というスローガンには、違和感がありました。さすがにそれはありえないよな、と思っていたのです。
でも今の日本は自衛隊イラクに送り、いつ隊員が殺されてもおかしくない状況にあります。
私が前に働いていた保育園の保護者には自衛隊員もいました。その方がイラクに行ったかどうかは知りませんが、戦争がいつの間にか身近になってきています。
私が保育士として関わってきた子ども達が戦争に行くことは、もはやありえないことではありません。行くかもしれないし、行かないかもしれないけど、日本が戦地に派兵する政策を取り続ける以上、それは確率の問題でしかありません。
ありえないと油断することを、日本の政府に対しては絶対にしていけませんね。

(文責 contack)