アイス(る)!ホーゲンダッツ(の)!!

職場で泊まりのときは、夜ヒマだから、いろんなホームページ見るんですよ。それでふと気付いたんですが方言で書いてる人って少ないのね。関西弁とかは多いけど。あまり知られてない地方の方言とか全然出てこないんだ、これが。
まあ多くの人に読んでもらうためとか、方言に敬語が存在しなくて丁寧な言い方をすると、方言でなくなってしまうとか、あらたまって書いてるから標準語になる、とか人それぞれいろいろあるんでしょうけど。さて冒頭の「気付いた」ってのには「気付かされる思い出」があった。それは学生時代に遡る。ぼくの出身の大学は全国各地から学生が集まってて、ほら最初の最初、クラス分けみたいのするじゃないですか。そこにまあ、多くは東北、関東、北海道出身なんだけど、3分の1くらいは広島、沖縄、京都、静岡など新潟出身で「東北の仲間」みたいなぼくには遠い地からやってきた人たちがいて、「全国は一つ」(!?)と思ったんですよ。下宿も長崎とか和歌山の人がいて、その人らの帰仙後のお土産が楽しみでした。というわけで全国各地から来てるにも関わらず、あんまし方言でみなさん話さないのよね、これが。
新潟の言葉は「たちつてと」が「らりるれろ」になるから、酔っ払いだと思われたくない、とか広島のは「〇〇じゃけえ〜」とか言うと陸上部なのに暴走族出身でいまも違う道で走ってる、とか思われるから、避けたくなる気持ちもわかりますけどね。さて故郷を離れて8年近く。これだけ経つと、やっぱり故郷の言葉も懐かしくなります。(夏休みの終わりでもないのに「サライ」を歌いたくなる)当たり前のように今まで使ってましたけど。
「存在が意識を変える」でしたっけ?いやでも仙台のアニキといったらこの人、〇間ちゃんみたくなってきますわね、ほんとに。(余談ですが選挙の声かけで友だちに電話すると、ふと仕事で使う言葉が出てしまったり、とてもきれいな標準語で話していたりと…。仕事は人を変えるなあ、とつくづく思いました)それに負けまい!と方言を忘れないように気をつけている今日この頃です。さあ、夏本番だ!お盆の同窓会で恥をかかないように方言を思い出すのだ!米も酒も好きだけどなんといってもぼくはアイス(る)!ホーゲンダッツ(の)!!

(文責 シアンクレール)