選挙のあとに思うこと
はい、やっぱり書かないとね。選挙前にも書いたし。
基本的には選挙前に思ってた事と変わりません…。って事だと終わってしまうので、もうちょっと書こう。
民主党の大躍進については、ある程度予想はできましたけど、参りましたね…。この結果には。
当然一人区に力を集中して…、という事だったんでしょうが、ここまで反自民票が流れるとは。地方の選挙区を見れば一目瞭然ですけど、東京選挙区の衝撃的な結果を見てもそれがわかります。
で、そこまで嫌われてしまった自民党なんですけど…、もう何も言うことはありません。本当は。
政策も×なんだけど、それ以前に、人間として全く受け入れられない事ばかりでしたし。支持者があれだけ民主党に動いたのは、その点が大きいのかなぁ。
唯一注目してるのは、経済団体代表の発言と、安倍首相の発言の共通点でしょうか。
ある意味、唯一助け船を出してるのが、経団連やら、同友会なんですよね…。これからどんな注文が財界から出てくるかは注目してます。
同じ事は民主党についても言えると思います。解散総選挙までに、財界団体からどんな注文が民主党に出されるやら。
小沢代表の選挙後のコメントを見る限り、「選挙に勝ちたい」っていうのはわかりました。
ただ、我々の生活が苦しいのも、彼にとっては選挙の材料なんでしょうね。筋は分かりますけど、そのやり方には大義も正義も無いと思います。だからイヤなんだよ。彼らは。
僕としては、そういう政治的問題点も明らかにしつつ、選挙を労いつつ、日常活動というか、仲間の生活実態の把握をしっかりやりましょう、という気でいます。
もちろん、お詫びも色んな所で必要になるでしょうが、これが先々の社会変革の基礎ですし、現実をきちんと把握しないと、政策なんて作れないですからね。いざ、っていう時にたたかえなくなるし。
選挙で議席を失い、はっきり言って落胆はあります。
こういう情勢の中で、期待の一票を投じていただいた方々には、腹切ってお詫びしたい気分です。
ただ、どういう政治的流れが起ころうとも、私たちの目指す方向は変わりません。資本主義の矛盾を乗り越えるのが、僕らの役割ですから。
(文責 sa)