民主党さん、はっきりしてください。

 民主党菅直人代表代行は5日のフジテレビの番組で、小沢一郎代表が反対の意向を表明しているテロ対策特別措置法の延長について「もともと一切支援すべきではないという姿勢で反対したわけではない。自衛隊派遣そのものに反対したイラク復興支援特別措置法とは違う」と述べ、政府・与党の姿勢次第で柔軟に対応する考えを示した。

テロ特措法:政府・与党の姿勢次第で柔軟対応…民主・菅氏
(毎日新聞 2007年8月5日)

馬脚をあらわすのが早すぎじゃありませんか?参院選で集まった期待を裏切れない状況で小沢さんが言った「今まで我々が主張した通りだ。反対したのに、賛成というわけはない」という言葉には、正直かなり期待していました。それにわざわざブレーキをかけようとする幹部(しかも割とリベラルなイメージの菅さん!)の発言。
柔軟な対応って書けば見栄えはいいけど、悪い法律にはそんなぐだぐだな態度じゃなくて断固として反対してくれなきゃ困ります。民主党が第二自民党だとしても、私たちの未来のためには安倍政権に立ち向かってもらわなければいけません。
アメリカの戦争にいっしょになってやってくのが本当にテロ対策なのかどうか、そういう根本的なところで民主党の立場が問われると思います。

(文責 contack)