「あなたにかわるあなたはいない」

先日、とある保育関係の集会で司会をしました。その集会で、子どもの発達相談を受ける仕事をしている池添素さんという方が講師をされていました。
子どもと親への底抜けに温かい話に感動して、講演後の著書のサイン会にも行ったのです。そんなにたくさん並んでいたわけでもないので、サインと一人一人に違うメッセージを書いてくれました。
私の本には、「あなたにかわるあなたはいない」と書いてくれた池添さん。私はなんだか泣きそうになってしまいました。司会をする私を近くで見た上で、この言葉を選んでくれたことがとても嬉しかったのです。司会と言っても、かんだり詰まったりして上手く話せず、なんとか必死でやっていた私の自信の無さとか、池添さんにはわかったんだろうなぁって思います。本当にちっぽけで自信なんかなくて本当に自分はどうしようもないなぁと思っていたところに、でもあなたはそれでいいんだよって認めてもらえた、受け入れてもらえたように思いました。
本当に温かい気持ちになれて嬉しかった、そんな体験です。

(文責 contack)