脅すのが政府の民主主義か

一度書き続けるのを止めてしまうと、なかなか再開できないままに時が流れてしまいます。何だかちょっと鬼婆の石臼理論みたいだ。

山口県岩国市長選挙は明日が投票日です。どうなるか気になっています。

米軍再編の受け入れを容認するのか、政府と納得いくまで議論するのかという違いは、民主主義の度合いの差だと思います。政府の言うことをハイハイ黙って聞くのが果たして現実的対応と言えるのでしょうか。北朝鮮みたいな独裁国家ならそういうものでしょうけど。

国は米軍再編を受け入れないからって、市庁舎建設補助金をカットしちゃいました。金で言うことをきかせようってのが政府のやり方のようです。札束でほほを叩くようなものですよね。まるで物語のわかりやすい悪役です。恥かしくないのか。というか私は日本人の一人としてこんな政府の存在が恥かしいですよ。

こんなことをやっておいて、国に誇りを持とうとか、よく言えたものです。誇りを持てないような国にしようとしてるのは誰だっていう話ですよ。実際には誇りを持ってもらえるような国にはならないとわかっているから、国旗だの国歌だのを強制力で押しつけているのかもしれませんね。

東大阪市長選挙のときも思いましたが、最近の選挙は民主主義が問われることが多すぎです。戦後60年以上たってもまだそんな水準なのかよとがっかりもしますが、一方で民主主義の水準を高めるチャンスでもありますよね。長いものに巻かれるのが本当に民主主義なのかどうか。岩国市民でなくても考えなくちゃいけないなって思います。

結果次第では、脅しで自治体を好き勝手できる権限を政府に与えることになるんですから。

(文責 contack)